子ども部屋のホームステージング

リビング横の部屋のホームステージング

ファミリータイプのお部屋の場合、リビングにプラスして隣接したお部屋のホームステージングを依頼されるケースが増えています。
ターゲットにもよりますが、多くの場合リビング横のお部屋を子ども部屋、またはキッズスペースとしてご提案しています。そこで今回は、子ども部屋のホームステージングをご紹介させて頂きます。

空間を意識したレイアウトと色選び

私が子ども部屋をホームステージングする際、リビングのドアをオープンにし、一つの空間として作ることが多いです。そして物理的に難しい場合(TVアンテナの位置や部屋が完全に分離している等)を除き、ソファを子ども部屋へ向けて配置することにしています。
これは親御さんがソファでくつろぎながらお子様の様子を見ている風景が想像しやすくする為です。使用する家具はあまりカラフルな色味を使わず、グレーやホワイトなどをベースに小物で色味を加える様にしています。子ども部屋なので明るくカラフルな空間にしたい所ですが、あくまでリビングから続いている空間である事を意識し、リビングの色味と合わせる様、工夫しています。

また「ママから見たかわいいお部屋」を意識して作る様にしています。収納棚、ベッド、デスク&チェア等、子ども部屋で使用するであろう大きな家具を入れ、実際に生活しているイメージが湧く様にしました。
リビングから続きの空間として提案したので、子ども部屋は案内の動線を邪魔する心配がありませんでした。そこで部屋の中央にデスク&チェアを置く事にしました。デスクに「ままごとセット」を置き、部屋の中央でお子様が遊ぶ姿が想像できる様になっています。
また、この光景をリビングのソファから見える様な位置に配置しています。

ターゲットが理想とする生活が想像できる空間をつくる

ファミリータイプのホームステージングは家族や来客した友人達と集まって、リビングでの団欒を楽しんでいる様子がイメージできると決まりやすいように思います。
リビングに十分な広さがある場合は、リビング内にキッズスペースを作るのもおススメです。ラグマットと低めの本棚を置いたり、ティピー(キッズ用テント)を置いたりしてもいいですね。
ご紹介したホームステージングがオーナー様、管理会社様の空室対策の一助になれば幸甚です。

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この記事を書いた人

森山由佳

株式会社 空間工房/ROOMディレクター・宅地建物取引士

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